ぷりんと本舗スタッフブログ

オレンジがかったテレビの正体は…

time 2017/08/29

アンティークTV

夏休みもいよいよ終わり、そろそろ涼しくなって…なんてまだまだ暑いですね。夏休みというと、小さい頃に行ったいとこの家での思い出が、強烈な印象に残ってます。
古いテレビがあったのですが、どのチャンネルも画面がオレンジがかった色なんです。

おじちゃんに尋ねると…

『あぁ、ヨシ(いとこ)がオレンジジュースをこぼしてね、中に染み込んだからだよ』って答えたんですよ。小学校低学年だった事もあり、まともに信じてしまったわけです^^;

登校日、友達に自慢げ(なぜ?)に話すと…

『えー!、ホント!? じゃあ牛乳こぼしたら白くなるのかな?』『そうかもね』(←いや、ちょっ…)
『ファンタグレープなら紫になるんじゃない?』『うん、うん!』(←いや、だから…その…)

…あの当時は素直かつ純粋でしたわ(今は…^^)

それでは、タネ明かし(?)を…

ブラウン管テレビは、電子銃が3本あって1本ずつ R(赤)G(緑)B(青)の光を発し像をつくります…(詳細は割愛)

昔の古いタイプのテレビだと、電子銃の特にG(緑)のヘタリがはやいらしいんです。

…もうわかった人、さすがですね(^^)

そう、加法混色であるRGBのGが弱くなると、だんだん赤みが強くなります。(PhotoshopでRGBスライダのGを下げるとよくわかりますよ)

これが、オレンジ(赤み)がかって映るテレビの正体なんです。決してオレンジジュースをこぼしてもオレンジにはなりませんよ(多分…^^;)

written by ママラッチ

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