2022/12/21
夏休みもいよいよ終わり、そろそろ涼しくなって…なんてまだまだ暑いですね。夏休みというと、小さい頃に行ったいとこの家での思い出が、強烈な印象に残ってます。
古いテレビがあったのですが、どのチャンネルも画面がオレンジがかった色なんです。
おじちゃんに尋ねると…
『あぁ、ヨシ(いとこ)がオレンジジュースをこぼしてね、中に染み込んだからだよ』って答えたんですよ。小学校低学年だった事もあり、まともに信じてしまったわけです^^;
登校日、友達に自慢げ(なぜ?)に話すと…
『えー!、ホント!? じゃあ牛乳こぼしたら白くなるのかな?』『そうかもね』(←いや、ちょっ…)
『ファンタグレープなら紫になるんじゃない?』『うん、うん!』(←いや、だから…その…)
…あの当時は素直かつ純粋でしたわ(今は…^^)
それでは、タネ明かし(?)を…
ブラウン管テレビは、電子銃が3本あって1本ずつ R(赤)、G(緑)、B(青)の光を発し像をつくります…(詳細は割愛)
昔の古いタイプのテレビだと、電子銃の特にG(緑)のヘタリがはやいらしいんです。
…もうわかった人、さすがですね(^^)
そう、加法混色であるRGBのGが弱くなると、だんだん赤みが強くなります。(PhotoshopでRGBスライダのGを下げるとよくわかりますよ)
これが、オレンジ(赤み)がかって映るテレビの正体なんです。決してオレンジジュースをこぼしてもオレンジにはなりませんよ(多分…^^;)
written by ママラッチ